真夏のお楽しみ カツオ&マグロ
ここ最近は太平洋の釣りが荒天予報のため
立て続けに中止となっていたので久々の外洋
波風の心配なく 楽しめそうだ
ここ数年はシーズン序盤の6月に
いい日に当たるとカツオマグロ祭りになるんだけど
去年 一昨年 のカツオ祭り
7月になると釣りにくくなったりサメに全部横取りされたりと
釣りにくくなってしまう傾向にある
前日はカツオの気配が濃く
海面で跳ねる姿もよく見られたようで期待していいかも
2時間ほど走って「沈みパヤオ?」ポイント到着
海面には何も出ていないが
海面下50mほど下から海底まで沈み漁礁があるそうだ
大本命はカツオ
キハダやトンボ(ビンナガ)も釣れているようだ
タックル的にはジギングとエビング
海面下50mくらいまでの浅い反応であれば
TGベイト120gでジギング
それより深いタナならエビング
トンボを専門に狙うなら300g前後の
シルバー系のロングジグでスローなワンピッチ
タナは100m前後
キャスティングもライトなヤツとヘビーなヤツ
カツオ用にはザウルスのボロンシャフトにソルティガ4500
飛距離重視のPE2号にリーダー8号 ジグは60g
キハダ用にはオシアGTにソルティガ6500
パワー重視のPE5号にリーダー30号 ポップクイーンF160
どちらも20数年前の化石のようなタックルだ
まぁ今回は一度も投げる機会なかったんだけど
朝 ポイントに到着すると
本職のカツオ船(昨日カツオ水揚げ3トン)があきらめて帰っている
海水温が前日より5℃も低下しているって
本職があきらめるって…カツオがいないってことだ
終わったな 今日の釣り
条件は悪そうだが やるしかない
兄弟船でランデブー
まずはジギングから
アタリもかすりもしない
私以外はみなさんエビング
最近のシーボーグはジギングしゃくりモードがあるようで
ロッドホルダーにセットしたまま置き竿エビングしている方もいる
2時間近くしゃくってみたがアタリなく
老体にジギングはきついので
私も電動エビングにチェンジ
50〜100mのタナを探っていると
なんだかよくわからないうちに釣れた
通りすがりのビンタを拾い釣りしていくしかなさそうだ
大きくゆっくりしたワンピッチとジョグレバーの組み合わせで
どのパターンで当たるか考えながら
なんとなく当たるパターン発見
水深は1000m以上だけど
アタリの多いタナは80〜100m
どてら流しでラインの角度が45度くらいなので
最初は130mくらいから始めて
そこから50mほど誘い上げて
次は150mまで落として…
100m前後のタナを狙うとヒット
最初はスイスイ揚がってきたので またビンタかと思っていたら
リーダーが入るころになって やたら暴れ出した
トンボ(ビンチョウマグロ)だ
ジギングではよく釣れているようだけど
エビングで釣れるとは思っていなかった
10sあまりありそうだが 引きは同サイズのブリより弱い感じ
このゲジゲジが何に見えるのだろう?
フックは上あごにきれいに掛かっていた
ラインを長く出して 糸ふけも大きいので
アタリのような違和感を感じたら即糸ふけをとって
しっかり合わせを入れないとマグロの堅い口に針先が貫通せず
バラシになってしまう
片舷どてら流しなので
風や潮が強くなると 水面とラインの角度がどんどん小さくなって
仕掛けがタナまで沈まなくなってくる
エビング天びんにセットするジグも
潮や風の強さによって200〜350gに
反応は60〜120mに出ているようだが
魚に食い気がないようで
他の方々にもアタリはない
ゲジゲジよりリアルに魚っぽいワームの方が食いそうと思ったので
試しにやってみると
一発で食ってきた
潮がさらに悪くなったせいか
後半はアタリもなくなり 尻すぼみのまま終了
船中7人でこれだけ…
期待していたカツオは集団疎開してしまった?
行方不明になったようで捜索願を出さなきゃ
潮が良かったら一人でもこれくらい釣れるんだけど
天気はよかったものの
一夜にして5度下がるという海水温の急激な低下のためか
魚の活性低くアタリもほとんどない
ここ最近のうちでは一番厳しい1日となったようだ
次回はいい潮が流れていることを期待しておこう
本日の釣果 ビンタ 5匹 ビンチョウマグロ